『レベル7』 宮部みゆき
レベル7まで行ったら戻れない――謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がったのは「Level7」の文字。二組の追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく…
面白くない事はないのですが。
沢山読みはじめると、なんて言うか、赤川次郎臭がしてきちゃいますね、この方。
流行作家だからコレでいいんだとは思いますけど、大の大人が腰据えて読む分には若干軽いかなぁ…
軽いんですけど、エグいシーンが結構きちんと気持ち悪かったりして、そこ必要か?みたいな…笑
レベル7の謎がかなりライトだったのと真犯人が読めまくっちゃった点は残念ですが、最期のどんでんラッシュは良かったです。
あと、女子高生の件はオレ的にはいらなかった気もするなぁ…
『ブレイブ・ストーリー』 宮部みゆき
そういえばコレの前に同筆者の『ブレイブ・ストーリー』も読んでました。
こちらはファンタジー作品なのですが、現実世界での導入部分が長いのなんの。
で、ファンタジーパートに入ってしまえばお話としてはそれなりに面白いのですが、ファンタジーとして捉えた場合は若干微妙かなぁ、と言う感じ。
ファンタジーの醍醐味とは架空世界の空気感だと思うのですが、この人のは緻密でリアルだけど映画のセットみたいな肌触り、というか…
ちなみに後でアニメ映画のほうも見ましたが、こちらは更にペラッペラで、原作が名作に感じるレベルでした。主人公のショタは可愛かったですけどね。
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| 読書日記
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